物理学専攻 核物質学グループ一般公開のご案内

2019年 11月3(日)


 大阪大学理学研究科物理学専攻 核物質学グループでは、来る11月3日に恒例の一般公開を企画しています。大型加速器施設での実験の様子などを見学するよいチャンスです。楽しいデモンストレーションもたくさんあります。多数ご来場下さい。
 なお当日大阪大学では大学祭が催され、理学研究科の他の研究室や他研究科でも複数の研究施設が公開される他、大学生による各種の文化的催しも行われます。




−加速器で見る原子核の世界−



内容紹介:
 公開では、加速器実験の様子や実験装置をご覧いただける他、小型バンデグラフ装置で高電圧発生の仕組みを実演します(10万ボルト)。また、磁石による電子ビームの偏向真空放電蛍光灯の光る原理)。目に見えない放射線を検出するガイガーカウンター。放射線が当たると青い蛍光を発するプラスチック。霧箱によるアルファ線の軌跡の観測そのほか液体窒素(-196°C)を使った超伝導現象による磁石の浮遊実験など、楽しい演示実験をします。

 私たちの身の回りにもいろいろな放射線があります。宇宙線や、温泉でお馴染みのラドンなども室内を飛び回っています。それどころか、私たちの体もかなりの放射性物質を含んでいます。原子核や放射線とはどんなものなのか実際に体験してみませんか?

実演:
 小型バンデグラフによる放電実験、気体中放電クルックス管、ガイガーカウンター、クラウドチェンバー(霧箱)、シンチレータ(蛍光物質)、半導体検出器、液体窒素、超伝導現象他

解説:
 原子核ってどれくらいの大きさ?どんなもの?、原子核は磁石?などの紹介。高速回転する原子核の様子をコマの首振り運動になぞらえ、実演をまじえて易しく説明。




無料、申込み不要
お問合せ:阪大理学部核物質学グループ (06-6850-6734)
担当:松多健策、福田光順(准教授)、三原基嗣(助教)



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