1.大沢さんはどうしていつも白手袋、日傘なのか?
少しでも大沢さんを知る人が口をそろえて報告するように、大沢さんの外出時の、手袋、日傘といった重装備の日除けアイテムは、最大の謎の一つといわれている。われわれの調査した範囲では、「直射日光に当たる」ことそのものを非常に用心深く避けているようだ、ということ以上の知見は得られなかった。仮説としては、肌荒れを恐れている、日光に当たると溶ける、不完全な人工皮膚の崩壊を恐れている、日光の中に含まれる生命の波紋に弱い、などが唱えられているが、よくわからない。手袋は何枚も持っていて、取っ替え引っ替えしているようである(インタビュー参照)。
2.大沢さんはどうしてこんなに写真写りがいいのか
世の中に着痩せする人と着膨れする人がいるように、写真写りのいい人と悪い人もまた存在する。このページの写真はそれほど良くなくて申し訳ないのだが、過去の南園研アルバムや、デジタル化されたものでは「裏バンデ紹介」(1995)、「写真入りメンバー紹介」(1997)など、余人をして「この写真だけではどんな大美人かと思う」と言わしめる傑作ぞろいである。なぜこんなに綺麗に写るのだろうか。
これに関しては、筆者も多いに悩んだところである。ここまで書いて三カ月位この原稿を放り出して忘れるくらいの難問であった。「化粧が写真向きである」「日光に当たらないと写真写りが良くなる」といった仮説を立ててみたが納得のいく議論はできそうにない。こういう思考の末に達した一つの仮説として聞いていただきたいのだが、「大沢さんは実は美人なのだ」というのはどうだろうか。そうなのだが、普段出会って話をしているわれわれは、話し方、行動などなどさまざまな他の要素の影響を受けて正常な判断ができなくなっているのというのである。つまり大沢さんは、写真写りがいいのではなくて、出会って話すのに向いていない人なのかもしれない(これを一言で何というのかわからないが、本番に弱いというか)。